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フードジャーナリスト 三輪大輔

MIWA JOURNAL
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ロイヤルホスト 〜息子と僕と、この頃、はま寿司〜
それは、僕の人生最初の記憶と関係が深い。人生で初めての記憶は4歳の誕生日で、場所は本厚木駅の近くにあった「ロイヤルホスト」だ。ふかふかの絨毯、コック帽を被ったコックさん、そしてテーブルに届けられるおいしそうな料理。そうした光景を今でもけっこう鮮明に覚えている。そのときの、温かい家族の姿も。当時、住んでいたのは神奈川県厚木市の片田舎だ。田んぼと山と川に囲まれた自然豊かな場所で、辺りにはファストフードなどない。そんな僕にとって、ファミレスは非日常だった。だからかもしれない。4歳の誕生日のロイヤルホストでの時間は、かなり鮮烈な記憶として覚えている。今の仕事を考えると、ちょっと運命的といえるかもしれない。

三輪大輔
11月25日読了時間: 2分
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