【飲食DXの伴走者】「バズり」を運任せにしない。株式会社UNITが提唱する、再現性のある“SNS集客”の設計図
- 三輪大輔

- 2025年12月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年12月26日
偶発的に見えるSNS集客の裏側
ここ数年、SNSを活用した集客に成功する飲食店の事例をよく耳にする。有名YouTuberの来店をきっかけにバズが起きた、著名インフルエンサーが訪れたことで行列が生まれた。経営者からこうした報告を受けるたび、メディアに携わる人間として少し複雑な思いになる。それでも、飲食店経営においてSNSが欠かせない存在になったことは間違いない。
しかし、多くの店舗は「戦略としてSNSをどう活用するか」という核心に、まだ十分な解を持っていない。偶発的なバズに期待するしかなく、実態は運任せの集客に近いのではないか。私自身も同じ疑問を抱いていた。SNSを使った集客は博打にしか見えず、再現性のある仕組みにはなり得ないと考えてきた。
SNS集客を“設計”に変える存在
こうした課題に対し、明確な答えを提示するサービスがある。株式会社UNITが提供するグルメ特化型インフルエンサープラットフォーム「ユニット」である。彼らの取り組みを取材する中で、SNS集客は偶発ではなく、設計できる領域にまで進化していることが分かってきた。実際、ある外食チェーンがSNSで話題化した裏側には、同社の支援が存在していたことも判明した。
「ユニット」は飲食店とインフルエンサーのマッチングさせ、飲食店のSNS集客をサポートする。ユニットの活用は「チケット購入」から「応募」「採用・不採用決定」「来店・投稿」「相互評価」の五つの流れで進む。まずプランを決めてチケットを購入した後、実際にインフルエンサーの募集を行う。応募があったインフルエンサーの中から条件に合う人を選定し、Instagram、TikTok、X、YouTubeと発信してほしいSNSを選ぶ。その後、インフルエンサーとやりとりし、来店日時や人数などを決め、ギフティングという形式で料理を提供。そして最後に相互評価をして終了という流れになる。
マイクロインフルエンサーを効果的に活用
特徴的なのは、フォロワー1万人から10万人程度のマイクロインフルエンサーを中心に構成されたネットワークである点だ。「ユニット」に登録するインフルエンサーは約1万1000人に及ぶ。飲食店に特化したサービスとしては最大規模を誇り、日本を代表するチェーン店から個店まで、導入している飲食店は幅広い。
マイクロインフルエンサーはフォロワーこそ少ないが、特定の路線や料理に特化した投稿をしているのでコアなファンが多い。その分、フォロワーのエンゲージメンが高く、実際の行動に結び付きやすいという特徴を持つ。だからこそ、彼らを活用することに価値がある。これまでインフルエンサーはフォロワー数の多さこそが重要だと考えていたが、その理解がいかに表層的であったかを痛感した。
なお、同サービスには「カスタマーサポート」が付いたプランもあり、専任担当がオンラインミーティングや電話相談を通じて店舗の課題に寄り添う。目標達成に向けたインフルエンサーの活用方法を一緒に設計し、SNSマーケティングのノウハウを社内に蓄積できる点は大きな価値である。
“人”がサービスを支えている
取材を通じて強く感じたのは、運営する人々の人柄の良さである。岡野代表をはじめ、スタッフは気さくで真摯な方ばかりで、こちらの初歩的な質問にも丁寧に対応してくれた。ITサービスとはいえ、最後は人が支えている。「カスタマーサポート」に力を入れている同社の場合、その重要性はなおさらそうだろう。利用企業から信頼を得ている理由は、まさにこの姿勢にあると実感した。
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