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フードジャーナリスト 三輪大輔

MIWA JOURNAL
飲食店経営と現場を、記者の視点で掘り下げています。
外食業界のトレンドやDX、注目企業の取り組みを分析し、
その合間にエッセイや音楽についても綴っています。
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【飲食経営者の肖像】「賞与支給額を2倍に」。ガーデン・川島賢氏が引き受けた、“約束を守る”ための成長戦略
そうした前提に対し、会社を成長させ、その果実を現場に返す責任を正面から引き受けてきた経営者がいる。それが「月刊飲食店経営1月号」の表紙を飾っていただいたガーデンの川島さんだ。
同社はコロナ禍という逆風の中で上場を果たし、従業員への再分配を強化してきた。ここ2〜3年で賞与水準を大きく引き上げ、結果として支給額は約2倍となっている。現在の平均年収はおよそ550万〜560万円。外食産業の中では上位に位置づけられる水準だ。
もちろん、他業種と比べればまだ十分に高いとはいえないかもしれない。それでも川島さんは、「外食の中でトップクラスにする」という目標を明確に掲げ、昇給などについても社員に約束として示してきた。その約束を守りながら、成長の果実を現場に還元する。その姿勢は、言葉ではなく数字で示されている。

三輪大輔
2025年12月16日読了時間: 4分


【飲食経営者の肖像】プロントコーポレーション杉山和弘社長
月刊飲食店経営12月号が発売。今月号の表紙は、株式会社プロントコーポレーションの代表取締役社長、杉山和弘氏です。

三輪大輔
2025年11月14日読了時間: 4分


【飲食経営者の肖像】「雇用の革命」で国境を越える。世界80億人を舞台にする型無・矢野潤一郎氏の挑戦
川崎に卓越した経営者がいる——。
矢野潤一郎さんの名前は、そうした噂とともに以前から耳に届いていた。アジアへも早くから進出しているらしいという話を添えて聞いたのは、もう10年近く前になる。当時、日本の飲食企業が海外展開に積極的でなかったことを思えば、その挑戦のスケールは際立っていた。取材で実際にお会いすると、噂は確信に変わった。矢野さんは国籍という境界線に頼らない。そうした考えは、幼少期からの経験に根づいている。

三輪大輔
2025年8月20日読了時間: 3分


【飲食経営者の肖像】「誰も取り残さない」を20年貫く。エイト・近藤一美氏が証明した“人を大切にする経営”の収益力
飲食店経営9月号で、今月号の表紙の株式会社エイト代表取締役の近藤 一美氏にインタビューをしました。

三輪大輔
2025年8月15日読了時間: 3分


【飲食経営者の肖像】新譜の封を切るような、高鳴る期待。ゼットン・鈴木伸典氏が向き合う、更新され続ける経営
サブスク全盛の時代となり、僕もApple Musicで音楽を聴く機会が増えた。最近の流行りから、昔の名盤まで手軽に聴くことができて非常に重宝している。しかし、好きなアーティストの音楽はCDを買ってしまう。CDで育ってきた自分にとっては、購入して開封するその一連の行為までが音楽体験に含まれているといっていい。もう中高生の頃のようにはいかないが、今でも新譜を開封する瞬間にはわくわくするのだ。鈴木さんの話は、それに近い。新しいアルバムの封を切るように、いつも胸が高鳴る。社長に就任されたばかりの頃から、葛西臨海公園の事業の立ち上げ時、コロナ禍の緊急事態宣言下、僕の著書に掲載するインタビュー、アダストリアとの協業、そして会長就任のタイミングまで、節目ごとに鈴木さんの話を聞かせてもらった。それはまるで、好きなアーティストの新譜を聴くような体験だった。ゼットンというバンドがあるとすれば、鈴木さんはそのプロデューサーである。バンドの色を決め、次の方向性を示し、ときに大胆に音を変えていく。

三輪大輔
2025年5月15日読了時間: 3分


【飲食経営者の肖像】コロナ禍での「採用強化」が勝機を生む。出店スピードを倍にする、そら・都築学氏の逆張り戦略
都築さんを初めて取材したのは2017年3月のことだ。場所は麻布十番の「佐田十郎」だった。千葉から出てきた勢いのある飲食企業──当時、そらをそう捉えていた関係者は多かったのではないか。実際、麻布十番での出店のためにつくった「佐田十郎」を皮切りに、同社は都心への進出を本格的に見据えており、「Azzurro」や「うっとり」といったブランドが同社を象徴していた。ただ、「佐田十郎」には、洗練された空気をまといながらも「次のステージを狙う業態」としてのポテンシャルがあった。印象的だったのは、当時、都築社長が語った次の言葉だ。「大衆的な店から単価2万円近い店まで、成立させることができる街はなかなかありません。ここで繁盛させることができれば、他のアッパーな業態が成り立つエリアでも展開していくことができるでしょう」その後の展開が、まさにこの言葉を証明した。

三輪大輔
2025年3月15日読了時間: 4分


【飲食経営者の肖像】「焼き鳥アベンジャーズ」が世界を獲る。人が集まり続ける経営で挑む、大倉忠司氏の静かな革命
柔和な表情を浮かべ、どんな質問にも丁寧に答えていく。会社の規模が大きくなってからも、それぞれの現場を把握しているからこそ、大倉さんの言葉は強い説得力を持つ。そして、その言葉の奥にあるワクワク感に、私自身、非常に心を動かされた。その象徴が「Global YAKITORI Family」というビジョンだ。寿司やラーメンのように、「YAKITORI」を世界共通語にしたい──その強い思いがビジョンには込められている。
同社はこのビジョンの実現に向け、27年7月期に1500店舗の展開を目指し、そのうち約10%を海外店舗が占める計画だ。さらに30年7月期には2000店舗体制とし、その25〜30%を海外展開で構成するという明確な成長ロードマップを描く。
このビジョンに、心が高鳴ったのは私だけではない。外食ビジネスに深く携わる人であればあるほど、このビジョンに胸を掴まれるのではないだろうか。実際、志を共有する仲間が次々と集まってきている。

三輪大輔
2024年12月13日読了時間: 4分
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